打倒 小児栄養(2)
(その1) 糖質 と 食物繊維
<糖質とは>
熱量素(エネルギー源)
1g当たり4kcalのエネルギー
炭酸水(炭素・酸素・水素)からできている。
脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源としている。
筋肉と肝臓にグリコーゲンとして、また血液中にグルコースとして存在。
炭水化物と糖質の違い・・・炭水化物=糖質+[食物繊維]
△糖質の種類と特徴(他にもあるが大事な3つを覚えよう!)
▲糖質の主な働き3つ
▲糖質の種類3つ
糖質は・・[単糖類]・[少糖類]・[多糖類]
単糖類・・[ブトウ糖]・[果糖]・[ガラクトース]。
少糖類・・[ショ糖]・[麦芽糖]・[乳糖]。
多糖類・・[でんぷん]・[デキストリン]・[グリコーゲン]、これに、[食物繊維]が加わる。
▲単糖類3つ
英語? |
その他 |
|
| ブドウ糖 | グルコース | 血液中にも[血糖]として約[0.1]%
存在する 余分なブドウ糖は[肝臓や筋肉]に[グリコーゲン]として貯蔵される。 ブドウ糖の消化にはビタミン[B1]が必要。 |
| 果糖 | フルクトース | [果物]や[ハチミチ]に含まれる。 糖質の中で最も[甘い]。 |
| ガラクトース | ガラクトース | 消化の途中でできる中間生成物。 動物の[乳]にふくまれ、[脳や神経]の構成成分となる。 |
▲少糖類3つ
英語? |
消化酵素 |
組合わせ |
その他 |
|
| 蔗糖 | シュクロース | シュクラーゼ | [蔗糖]=[果糖]+ブドウ糖 | [砂糖]やさとうきび、てんさいに含まれる |
| 乳糖 | ラクトース | ラクターゼ | [乳糖]=[ガラクトース]+ブドウ等 | 乳幼児の[脳の発育]に重要 [乳児のエネルギー源] |
| 麦芽糖 | マルトース | マルターゼ | [麦芽糖]=[ブドウ糖]+ブドウ糖 | 麦芽や水飴に含まれる |
▲多糖類3つ
でんぷん(要点3つ)
デキストリン
でんぷんが、唾液中の酵素、[プチアリン]に分解されるときにできる、中間生成物。
グリコーゲン
糖質がブドウ糖として体内に取り込まれるとき、[肝臓]、[筋肉]に[グリコーゲン]として貯えられる。肝臓に[5〜6]%、筋肉に[0.5〜1]%含まれる。[動物性でんぷん]とも言われ、[血糖を維持する働き]がある。体内でブドウ糖が不足すると、ブドウ糖にすばやく分解されエネルギー源となる。
△食物繊維の種類と特徴
▲食物繊維の定義
人の消化酵素では[消化されない]食品中の難消化性成分の総体。[難消化性多糖類]や[機能性非栄養成分]ともいわれる。栄養素とはならなくても健康を保つために、重要な役割をしている。[水溶性]と[不溶性]にわかれる。
・水溶性食物繊維の生理作用を3つ
1 [食後の血糖値の急上昇を防ぐ]
2 [血清コレステロール値、血圧 ]の上昇抑制
3 [腸内環境の適正化 ]
・不溶性食物繊維の生理作用を3つ
1 [唾液分泌量の増加 ]
2 [満腹感の維持 ]
3 [排便の促進 ]
・[難消化性オリゴ糖]と[糖アルコール]の生理作用3つ
1 [虫歯の予防 ]
2 [血糖値上昇の抑制 ]
3 [腸内環境の改善 ]
食物繊維の分類 (P57 表3-2)+α
分 類 |
名 称 |
所 在 |
||
| 水溶性 | 高分子 | 植物性 | ペクチン | 果物の皮、野菜 |
| グアーガム | 豆科植物 | |||
| グルコマンナン | こんにゃく | |||
| アルギン酸ナトリウム | 海草、※アイスの安定剤 | |||
| 動物性 | コンドロイチン硫酸 | サメのひれ | ||
| 低分子 | 難消化性デキストリン | 穀類を処理したもの | ||
| ポリデキストロース | 工業製品 | |||
| 難消化性オリゴ糖 | 発行工業製品 | |||
| 糖アルコール(キシリトール等) | 工業製品 | |||
| 不溶性 | 植物性 | セルロース | 穀類、野菜 | |
| ヘミセルロース | 野菜、ふすま | |||
| リグニン | 野菜、ココア | |||
| イヌリン | きくいも、ゆり根、ごぼう | |||
| アガロース | 寒天 | |||
| アガロペクチン | ||||
| 動物性 | キチン | かに、えびの殻 | ||
| キトサン | ||||
| コラーゲン | 動物の腱、肉 | |||
出典:新・保育士養成講座
第6巻 小児栄養
第3章(発行所:全国社会福祉協議会)
※まっちゃんが一部データーを追加しています。